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1956年、博士の人生が大きく変わる事件が起きました。
隣国ハンガリーで、人工中絶が合法化されたのです。博士は、女性の肉体や精神にリスクを伴う中絶法の制定に憤りと悲しみを覚え、安全な受胎コントロール法の開発を模索し始めました。 |
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研究のヒントになったのは、古代の医者や学者たちが「女性の受胎と月の満ちかけの関係」といった、天体運行の地球生物に及ぼす影響に目を向けていた、ということです。
博士は、膨大な女性の出産データとその時点の天体の位置関係を表にまとめました。
さらに、1960年代の半ばには、10万人の女性ボランティアを募り、不妊期、受胎期の検証、男女の産み分けの研究を続け、一つの法則が存在することを発見しました。
女性には、通常の排卵周期とは別の、太陽と、とりわけ月の影響を受ける受胎確率の大変高い“自然排卵”(Spontaneous
Ovulation)と呼ばれる排卵サイクルがあることです。 |
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博士によると、「天体運行による引力は、人間の脳にある松果体の働きに影響を与えている。脳の光感知器ともいわれている松果体は、メラトニンというホルモンを分泌し、そのメラトニンが女性の生殖リズムを決定する上でたいへん重要な役割を果たしている」、ということになります。
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1 |
ヨナッシュ博士が発見した“出生時の月と太陽”の位置関係によって決定される月経周期(85%の確率) |
2 |
一般的によく知られているオギノ式と呼ばれる生理学的月経周期(15%の確率) |
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この2つの排卵サイクルを組み合わせて、99%の高い受胎確率になっています。
この法則によって作成されるのがヨナッシュ・カレンダーです。 |
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ヨナッシュ・メソッドは1999年7月、ジュネーブのWIPO(世界知的所有権機関)の国際条約で認証・保護されることになりました。
チェコ特許庁の登録番号(1991年):O-61494 |
ハンガリー特許庁の登録番号(1995年):M9501311 |
WIPOの登録番号(1999年):713239 |
こうして辛抱強い努力の結果得られた発見を、「世界中の全ての親に役立ててもらいたい」、というヨナッシュ博士の夢はついに現実のものとなりました。 |
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